今回から宿場間の移動ごとに記事を書いていくことにします。
今回は小田原(小田原駅)~箱根(芦ノ湖)まで歩きました。
- 小田原~箱根湯本
- 箱根湯本
- 須雲川自然探勝歩道
- 女転し坂
- 割石坂
- 旧東海道の石畳
- 畑宿
- 畑宿~七曲り
- 七曲り
- 追込坂
- ~甘酒茶屋
- 甘酒茶屋
- 甘酒茶屋~箱根旧街道
- 箱根旧街道
- 芦ノ湖
- 帰り(芦ノ湖~湯本~小田原~新宿)
小田原~箱根湯本
前回の続きである小田原駅からスタートです。
途中で腹が減らないように駅蕎麦を食べました。
小田原城を望みながらこのような道を歩きます。
早川に沿って、湯本方面へ向かいます。
結構上ったところで箱根町に突入します。(逆にここまでまだ小田原だったんだという気持ちになりました。)
箱根湯本方面へ向かう鉄道を望むことができます。
箱根湯本
奥に見えるアーチが連なった建物が箱根湯本駅です。
湯本駅前駅には行かず、手前で左折して三枚橋を渡ります。
箱根湯本の旅館が立ち並ぶ通りを通過していきます。
歩道のない道を進んでいきます。
本当に歩いてよいのか?と思いながら歩きました。
この辺に箱根の見附があったそうですが、事前の確認不足で通ることが出来ませんでした。
須雲川自然探勝歩道
水辺を歩ける面白そうな旧道があったそうですが、今回は旧東海道の石畳を歩きたかったので進みませんでした。
後に紹介するルートと合流するそうです。
Google Mapsで投稿された写真を見ると水辺を歩くことができ、かなり面白そうなのです。
次回箱根登山をする際はコチラの道を行ってみたいです。
www.google.com
女転し坂
女転し坂という急な坂をひたすら登ります。物騒な名前です。
自転車の人もいましたが、漕ぐのがきついのか押して歩いてました。
割石坂
割石坂という旧道もありましたが、遠回りとなるため通らないことにしました。
旧東海道の石畳
そして途中には旧東海道があります。
歩道の石はごつく、角を踏むと痛いので、なるべく石の真ん中や石ではないところを踏み進むようにしました。
整備された石畳もありました。
石畳は小石の上に大石が敷かれており、排水機能も考えた設計をしているそうです。
畑宿
旧東海道の石畳を抜けると畑宿本陣があります。
ここは箱根細工・鮎の塩焼き・蕎麦などが有名だったそうです。
今まで見てきた一里塚の中で最も立派な畑宿一里塚がありました。
畑宿~七曲り
自動車で箱根を通ると、車道の上に歩道橋があり「こんな道を歩く人いるのか?」と疑問を抱えたことがありますが、まさか自分が思われる側の立場になるとは...
自動車道だとくねくね曲がり徐々に登っていきますが、歩きだとショートカットするため、急な坂を上る必要があります。
先ほどの須雲川自然探勝歩道はココで合流するそうです。
七曲り
自動車は急な上り坂を防ぐため、山特有のくねくねの上り坂になっています。
歩道は、くねくねに沿って行く必要はなく、ショートカットをするコースがあります。
追込坂
「おいこみ」ではなく「ふっこみ」と読む説もあるそうです。
~甘酒茶屋
ひたすら進みます。
甘酒茶屋
甘酒茶屋には休憩所・資料館が併設されており、当時の茶屋の再現や飛脚の資料がありました。
私も東海道を日本橋から歩いてきましたが、現在よりも整えられていない道&履き物で、たった90時間で京都に着けるのすごすぎると思いました。
飛脚の脚の筋肉にほれぼれしました。
石畳の坂を上り続け足が限界になってきたところで、甘酒茶屋という茶屋があります。
甘酒400円と力餅(うぐいす・黒ゴマ)500円を注文しました。
私はこれまで甘酒を美味しいと思ったことが無いのですが、この店の甘酒は非常に美味しかったです。
力餅はうぐいすより黒ゴマの方が美味しかったです。
店内は暗く落ち着いており、雰囲気も非常に良かったです。
次訪れる際は、いそべと黒ゴマのパターンで注文したいです。また、しそジュースと冷たい甘酒も気になったので飲んでみたいです。
www.amasake-chaya.jp
箱根旧街道
芦ノ湖までで最後の関門です。
熊注意の看板が設置されていました。
熊スプレーなど持って行った方が良かったのかもしれません。
二子山と呼ばれる山がありました。
山頂が二つあるらしいのですが、木が邪魔をして二つあることが確認できませんでした。
芦ノ湖から小田原方面への箱根旧街道の入り口が設置されていました。
ようやく「箱根を登った」と言うことができます。あとは下るだけです。
芦ノ湖
高校時代の遠足で船は乗ったことがあるため、今回船には乗りませんでした。(一人で乗るのも気まずいですし...)