明日香村

西国三十三所巡礼で岡寺に行きたく、明日香村に行ってきました。
どうせ行くなら周辺の寺社仏閣、史跡も見学したいと思い、飛鳥駅前でレンタサイクルを借り、電動アシスト自転車で明日香村を回ってきました。

飛鳥駅

飛鳥駅前に売店とレンタサイクルの店があります。
売店で明日香王国パスポートを購入すると、明日香村にある寺や古墳が50円引きで入場できます。
2つ以上行くと元が取れるので、絶対に購入することをオススメします。
レンタサイクルは、普通の自転車と電動アシスト自転車がありますが、坂が多いため電動アシスト自転車がオススメです。

高松塚壁画館

教科書で見た壁画が展示されていました。



天武・持統天皇

壬申の乱で知られる天武天皇や、小倉百人一首の「春過ぎて~」の詩で知られる持統天皇の陵だそうです。
暑すぎて上には登りませんでした。



明日香村役場

道中に役場があり、素敵な建物だったので写真に収めました。

また、役場の隣の田んぼの中に史跡があるのも明日香村ならではの風景でした。


橘寺

聖徳太子生誕の地と呼ばれる寺だそうです。



厩戸王と呼ばれていたように、馬の像がありました。

往生院の天井画が美しかったです。

飛鳥宮

一面が草でした。
平城京よりも前に都があった場所だそうです。




飛鳥寺

飛鳥大仏が有名なお寺だそうです。



蘇我入鹿首塚がありました。
大化の改新は歴史の教科書で学びましたが、実際にその現場に足を踏み入れていると考えると勘当します。


万葉文化館

道中にあったので寄ってみました。
思っていた以上に見ごたえのある施設でした。

せんとくんが迎えてくれます。

常設展は、人形が数多く展示され、当時の人々の暮らしが再現されていました。
詩(うた)が庶民の生活にも浸透しており、恋愛の大きな評価軸として「詩の上手さ」という観点もあったというのが驚きでした。
また、アジアでは未だに恋愛をする際に詩を読みあうような民族がいるようです。
最近はそう言った民族も、従来の目的ではなく観光資源として披露するようになり、徐々に文化や慣習がエンタメのものに昇華されてしまい寂しいと思いました。




岡寺

万葉文化館から急な坂を上ると岡寺があります。

岡寺は西国三十三所の七番目の寺として位置しています。


本堂の中には西国三十三所各寺の仏像がありました。

酒船石

岡寺の駐車場を管理している方から、近道を教えていただき道中にありました。

トトロの世界観のような小路を抜け、昔ながらの街並みまで移動していきました。



石舞台古墳

石舞台古墳の前には素敵な草原が広がっていました。
犬を連れてココで遊びたい気分です。

そして、石舞台古墳です。
非常に大きい石が積み上げられてでできています。


中にも入ることができます。



ちなみに、石は安全のためか、セメントのようなもので接着されていました。